祝いの日2021

深澤辰哉さん、29歳のお誕生日おめでとうございます!!


深澤さんのお誕生日、とってもおめでたい日です。生まれてきてくれてありがとうの気持ち自体は常日頃から抱いているけれど、やっぱり生まれてきてくれたその日はひときわ特別で。愛されるべき人が問答無用で愛される日を心からお祝いできること、うん、うれしいです。そして、もうこんなにおめでたいんだから祝日でもおかしくないよ、と思ってカレンダーを見やるとなんと本当に祝日だったりします。わ~い!



毎年絶対に月日とお名前の変わることのない祝日こと5月5日、こどもの日。このやねよりたかい鯉のぼりがおもしろそうに空をおよぐ日に生まれて、やがてその鯉が竜となるような、そんな大成を願ってつけられたお名前を持つ人。それが深澤辰哉さん。今日またひとつ年を重ねて29歳になった。29歳だって。29歳……………



とまぁ、29の数字に驚いてはしまうんですけど、よくよく思い返してみると29の数字に決して屈しない「大人」なことは間違いないんですよね。もちろんこれは単に成人を意味する大人ではなくて。その大人、は去年の明日、2020年の5月6日にSnow Manの公式ブログにアップされた深澤さんの言葉にもありました。28歳になったばかりの深澤さんは、28歳の抱負を大人になることだと述べて、年齢の数字にも最年長という文字にも並べられるような頼もしさを、というニュアンスの言葉を続けました。そのあとで “もちろんふざけるときにはとことんふざけますけど” って落としもきちっと忘れなかったところでもう十分大人だなぁなんて去年の私は思ったりしたのですが、





甘かった。





28歳の深澤さん、とんでもなかった。





2枚目3枚目のシングルも地上波バラエティもお馴染みYouTubeやラジオも初主演映画もデビューコンサートも、緊張しないようにしたら楽しかったソロラジオも、音楽番組もたくさん。細かく言い出したらキリがないほどに、毎日のようにふざけたりボケを捌きまくったり決めるところでばっちり決めてオタクを骨抜きにしたり、大笑いしたかと思えば優しく微笑んでいたり、時には涙を滲ませたりする28歳の深澤さんを見ることができた。ところで記憶捜査は27歳なんだよね(橘管理官に会いたいな…)。 あとは念願の冠番組で、わんになったりペテン師になったりハリウッドのセレブスタイリストになったりした。めでたく地上波にお引っ越しもした。春は他にも夜会とガンバラナーで助っ人MCを任される時間もあった。あとこの春といえば、向井理さんに喧嘩を売りました!!(言い方)(結局自滅してた)(かわいい)(でもこれは本当にすごいよね)





ただ、2020年は未知のウイルスに翻弄されたおかげでSnow Manのほぼ全ての活動が少なからず制限を受けることになった。これだけたくさん姿を見ることができたけれど、この4月まで直接会うことはほとんど誰も叶わなかった。それに加えて、いつも私たちの目に触れる限りでは最後尾を歩いている深澤さんが、先頭に立って歩かざるを得なかった期間もあった。何を言葉にするか、しないのか。何を諦めて、何を諦めずに残すのか。もとの形が叶わないならその代わりに何ができるのか。どの選択肢を選んでもその先でもっと重大な決断を迫られる、みたいな一瞬も気を抜けない年だったのは間違いなくて。それは残念な事に今もまだ続いていて。でも、デビューコンサートの挨拶で「Snow Manは有難いことに色んな決断を自分たちでさせてもらえる」と深澤さん本人が口にしていたように、私は新しい決断を知る度に、これまでもずっとそうだったんだ、と思った。決断するために考える、その土台があるんだって思わされた。そして「この決断をして間違ってなかった」ってきっと思うような決断と、きっと思えるようにしてやるぞの思いが透けてみえるような行動の数々に圧倒されるばかりだった。



「考えて、決断する」は日常生活のほんの少しの選択にまで及ぶ行為だけれど、深澤さんはそれがとても上手だなぁとよく思う。なにごとも一回受け入れてみて、とりあえずその時の答えを出す。それが変わるまではそれを大事にする。それがいつの日か形を変えようともそれはそれで、みたいな雰囲気があるんだよね。そんなやわらかさを纏いながらもその実、しなやかながら折れない芯がある人だなぁと、思う。素敵だな。



それは例えば言葉の話。年が明けてから雑誌で立て続けに「愛と恋」「夢と目標」の解釈をそれぞれ話してくれたこと。きっとこの手の質問はこの世界に入ってから嫌というほどされているはずなのに、というよりだからこそなのかな、いずれにせよちゃんと深澤さんの中で定義があったことに驚いた。しかも辞書に載っているようなそれじゃなくて、深澤さんの中で確かに生まれた定義。やわらかくてあったかい定義。今までのあんな答えやこんな話も、そんな素敵な定義のもとに紡ぎ出された言葉たちだったんだな、って思ったらたまらない気持ちになった。深澤さんはあまり難しい言葉を使わないけれど、普遍的な言葉、あたたかな定義をされたそれだけを綺麗に並べることでやわらかく的確に伝えることができる人だと思ってる。素敵だな。



あとはグループでMCをしていることもあって、深澤さんはよく相槌を打つ。深澤さんの相槌は基本的に、肯定する。とにかく肯定。うん。うん。そうだよね。はいはい。うん。あ~そうですね? はいはいはい。なるほど~。確かに!… または「楽しかったね」に「楽しかったですね~」みたいなオウム返し。でもある時、「…ってつらいじゃん?」って言ったときの返しは「大変だね、」だった。つらいよね、じゃなくて大変だね。繰り返される言葉は、深澤さんの中できちんと精査された言葉なんだ…ってことがわかったときのこと、多分ずっと忘れられないんだろうな。素敵だな。



「その時の答えを出す」のエピソードもいくつかあって、例えば今年の滝沢歌舞伎ZERO 2021の青い桜の話。まだその意味が明かされる前の取材で、直接「滝沢くん」から聞いてはいないけれど、と前置きして教えてくれた自らの導いた「答え」とか、あとは2020年大晦日の嵐休止前のラストライブ、そこでの二宮くんの言葉に対する「答え」とか。とりあえず「その時の答え」を出さないことには何も進展しない、をわかっていて、そして答えを本当に「出す」ことで一歩目を踏み出すことができるのが深澤さんだと思っています。素敵だな~!



そしてこのひとつひとつの物事に誠実に向き合う姿勢は、対人に置き換えても全く同じ事が当てはまる気がしている。現に深澤さんは、誰からもやさしいと言われる。これ、みんなが言う。同じグループのメンバーから初対面の人までみんな言う。わかる。わかるんだけど正直意味がわからない部分もあって。だって、やさしさの定義って1人ひとり違うものだから。誰かへのやさしさが誰かにとってその逆を示してしまうことだってある。八方美人って言葉もある。それなのにみんな、やさしい、って言う。ふっかはやさしい、ふっかさんはやさしすぎるって。そんな人出会ったことがない。なんで。



これに関してわたしはまだ上手く言語化できないんだけれど、でも確実に言えることは、少なくとも自分に一度でも矢印を向けてくれた人に対して「その人」を確固たる存在として認めて理解しようとする、そういう愛し方ができる人なんだろうなってことです。これは後輩力が高いと一言で表現される裏で、「もし先輩と一緒にいるときに雨に降られたら?」の質問に「玉森くんなら~、河合くんなら~」って答え方をした深澤さんに感じたことになるんだけど。「その人」を見るから中間管理職も勤め上げてきたり滝沢歌舞伎ZERO The Movieの撮影現場で人と人を繋げようとおちゃらけてみたりする。それをただする、じゃなくて“できる”のが今の深澤さんなのかなと思う訳です。



そんな、どんな人にもどんな言葉にも唯一無二を認めるように分かろうとしてくれる深澤さんの、私たちのもとに届くときにはもうすっかり考え尽くされているであろう決断を、真っ向から疑うなんてことはきっとこれからもないと思います。絶対に、というのは憚られるけれどそれでも、まずは届けられる決断たちを一回受け入れたその先で考えられる人で私もいたいな~~~…





頼もしい存在になりたいと28歳になった次の日の深澤さん(今年のふか日も楽しみだね)、あれからまた最後尾に戻って、コンサートの間ずっと外周からステージに最後に戻ってきては最終日に「みんなの後ろ姿が頼もしいです」ってまっすぐな瞳で言うことのできる愛すべき頼もしい最年長の深澤さん。抱負は大人になることです!って言った初夏、秋になって「来年くらいからはもうおじいちゃんキャラかな」って言ったかと思えば年が明けたら突如ばぶキャラ宣言をした28歳の深澤さんのこと、忘れたくないね。(そこなんだ) 大好きでした。28歳の深澤辰哉さん、ありがとう。



最後に。
深澤辰哉さんの名前の由来にもなっている竜は、9という数字ととっても相性がいいそうです。9人グループSnow Manの会員番号No.9、29歳の深澤さんの1年が、もういっそのこと怖くなっちゃうくらいの幸せで満ち溢れることを願っています。そして事ある毎にひょっこり顔を出す「こんな僕」が、今年こそは、眠ったままの1年になりますように。来年はたくさんの笑顔と舞い踊る桜に囲まれて、お馴染みの板の上でお誕生日を迎えられますように。



…ということで、そろそろ終わろうと思いますが、そうだな、いつものあれをしようかな!日頃私のツイートを見てくださっている方はよろしければご唱和ください…せ~の!



おめでとうございます㊗️ やった~!